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Geminiの文体とChatGPTの文体はどう違うのか

同じテーマをGeminiとChatGPTでそれぞれ書かせると見えてくる文章の癖の違いを整理し、どちらであっても共通して直すべき箇所を挙げました。


「Geminiで書けば引っかかりにくいですか?」

ときどき受ける質問ですが、答えは「ほとんど変わりません」に近いものです。判定ツールは特定のモデルを狙うのではなく、AIらしい文体全般の統計的な特徴を見ているからです。ただし下書きを整える側から見ると、二つのモデルの癖は微妙に違っていて、その違いを知っておくとどこに手を入れるかの判断が速くなります。

以下は絶対的な規則ではなく傾向であり、モデルの更新によって変わります。

構造への向き合い方

Geminiは、頼まなくても構造を立てる傾向があります。短い質問にも小見出しと番号付きリストが付いてくることが多いのです。情報の整理には向いていますが、そのままエッセイや志望理由書に移すと、文章が要約のように読めてしまいます。

ChatGPTは、段落形式の散文に流れることが相対的に多めです。その代わり段落が長くなり、同じ論旨を少しずつ言い換えて繰り返す区間が生まれます。

直すべき箇所が互いに違います。Geminiの下書きはリストを文章に開く必要があり、ChatGPTの下書きは重複する段落を削る必要があります。

締めくくりの癖

どちらも最後にまとめの段落を付けたがる性質が強いのですが、質感が違います。

よく出てくる締め方
Gemini「ただし〜という側面も併せて考慮する必要があります」式のバランス取り
ChatGPT「結論として〜が重要です」式の要約の再提示

どちらも削って問題ないことが多いものです。特に字数制限のある文章なら、この最後の段落が真っ先に削除候補になります。内容を足さずに場所だけ取っているからです。

日本語で表れる違い

日本語で書かせると、文末表現で分かれます。

  • Geminiの下書きは**「〜できます」「〜が挙げられます」**系が段落ごとに繰り返される傾向
  • ChatGPTの下書きは**「〜することが重要です」「〜と言えるでしょう」**系が多め

どちらにしても結果は同じです。文末が三、四種類に収束して、文の終わりが予測しやすくなります。声に出して読めばすぐ聞こえてきます。

共通して直すべきこと

モデルを変えて解決する問題は、実のところあまりありません。どちらの下書きも次の点で引っかかります。

1. 文の長さがそろっている。 人は大事なところでは長く書き、流すところでは短く切ります。AIの下書きはそのばらつきが小さいのです。

2. 具体が空っぽ。 数字、固有名詞、自分が直接経験したこと。これがなければ、どのモデルで書いてもぼんやりと読めます。

3. 立場がぼやけている。 両論に配慮するあまり、書き手が何を主張しているのか曖昧になります。志望理由書・小論文・コラムでは致命的です。

この三つを直せば、モデルの違いはほとんど意味を持たなくなります。逆にこれを直さなければ、どのモデルに変えても似たように読めます。

確かめてみる方法

同じテーマで二つのモデルの下書きをそれぞれAI判定ツールに入れて比べてみると、総合点よりもどの区間が表示されるかが違っていることが見えてきます。Geminiの下書きはリストのあとの説明文で、ChatGPTの下書きは繰り返しの中間段落で引っかかることが多いのです。

Gemini側の結果の読み方はGeminiで書いた文章のチェックガイドでより詳しく扱いました。

結果は参考のためのAI作成の疑いです。モデルを特定したり、使用の有無を断定したりするものではありません。

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